空を見上げれば
白い小さな 雪 が降っていたっけ
町は赤や緑の色や、楽しげな音楽、プレゼントをねだる子供達
そんないかにもクリスマスって町を私は横切ってきた。
「やっば!完璧遅刻ジャン」
今日は私の彼氏である犬飼冥と『一緒にクリスマスを祝おうイベント』の日だ。
普段は無愛想で、こんな事一発で断ってくるであろう冥があっさりと
「とりあえず・・・いいぜ」
と、言ってきたのだ☆(ほっ・・ほっぺじゃないのだ)
明日は犬が降るな・・・・・。
私は、冥にプレゼントを買うべくいろんな店に入っていって・・
結局夢中になり→時間を忘れて→今爆走中→というわけです。
冥の家の前に行くと上がった息を整えて、いざっとばかりに
ぴんぽーーん★
「とりあえず・・はい」
「あっ・・です・・おくれて(ガチャリッッ)」
すっっごい勢いできられた。
(やばい、完璧怒ってる)
私はしかたなく、玄関に腰を下ろして腕時計を見た。
「40分遅刻・・・そりゃ怒るよな〜」
はぁ、とため息をついた。ふと、見上げれば白い小さな雪が降ってきた。
「ごめんね。冥」
「ほんとにな」
!!!!!いきなり後ろから聞きなれた声がした。
「め〜い〜・・・」
「とりあえず、心配したんだぞ。本当に馬鹿だな」
そうは言うもの、顔には笑顔が見えて私はほっとした。
「では、さっそく中に・・・」
「ちょっと待て」
玄関に入ろうとした私は冥に引っ張られた。
「なっ・・なんですか?」
まだおこってるのかと思い、そっと顔を見上げた。
次の瞬間
ぐぃっと引っ張られて
私は冥の腕の中にいました
「こんなに冷たくなりやがって・・・」
(走って汗かいた後に外に置き去りされたらだれだって冷たくなりますよ・・・)
私はそんな事を考えながら冥の暖かさに酔いしれた。
突然
「」
と、呼ばれ
「ん・・・」
と顔を合わせようとした時
「 」
どれ位だったのだろうか。
冥は私の唇に自分の唇を軽く合わせた。
「とりあえず、これで許す」
「めい・・・」
少し微笑むと私は玄関に上がった。
今度は遅れないから、もう少しロマンチックにしてね
来年のクリスマスが楽しみです。
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後記
じ・・・自爆★
なんじゃこりゃ的にすばらしいものができました
まぁ初めなんてこんなもんですよね?ね???
とっとりあえず退散♪
様 ありがとうございました☆